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かとくそうぞく(家督相続)
18/10/2011 07:24
[
歴
「
かとくさうぞく
」]
[
アクセント
:か
とくそ
うぞく]
民法旧規定で、戸主が死亡・隠居などをした際、戸主の身分(戸主権)及び家の財産を相続すること。また、その制度。直系卑属の中から一人の相続人(一般には、嫡出男子の年長者)が選ばれた。
第二次大戦
後の民法改正で、家制度とともに廃止。
用例
従
四位
下
侍従
兼
肥後
守
光尚の
家督相続
が
済んだ
。
家臣
には
それぞれ
新知
、
加増
、
役替え
など
が
あった
。
中にも
殉死
の
侍
十八
人
の
家
々
は、
嫡子
に
そのまま
父
の
あと
を
継がせられた
。
嫡子
の
ある
限り
は、
いかに
幼少
でも
その
数
には
漏れない
。
未亡人
《びぼうじん》、
老
父母
には
扶持
が
与えられる
。
家屋敷
を
拝領
して
、
作事
までも
上
《かみ》から
しむけられる
。
先代
が
格別
入懇
に
せられた
家柄
で、
死天の旅
の
お
供
に
さえ
立った
のだ
から、
家中
の
もの
が
羨み
は
しても
妬み
は
しない
。
(
森鷗外
「
阿部一族
」1913)